第92話 「こいつがやる気の時は何か不幸がやってくる」

わぎ

自由をモットーに生きる、駄目人間系の大人。 夢を叶えるのに歳は関係ないと証明する為に2018年4月より「ママチャリで東日本一周」を完遂、翌年4月よりARAYAのフェデラルに乗って「西日本一周」をしております。 Twitterは変態さん以外にはキツいかも

おはこんばんちわ~!! わぎです!!

本日は道の駅日向からスタートです。

天候はそんなに悪くなかったんですが潮風の影響か、はたまた湿気があるので晴れてる環境じゃないとまともに乾いてくれないのか寝起きでチェックしてみるとびしょ濡れのままでしたorz

とりあえず様子見をしてみるかと素麺をゆでて食う。

しかしコレが大失敗で2束だと水量が足りなくなって水がもう粘液かというレベルで茹でてる状態になったり、底では焦げていたりとかなりキツかったですw

結局起きてから2時間ほど、人と話たりしながら時間をつぶしてみたんですが洗濯ものが乾く気配がないし、なんだったら今日はめっちゃ走れる気がするので濡れた服をビニール袋に詰め込んでいざ出発!!

日向の市街地に入るとそこそこの街並みで落ち着くぅ。

結構九州に入ってから10kmくらい何もない地帯とかあったりしていたから何か、最低コンビニか商店とかがある景色をみていると落ち着いてしまうわい

そして走る気満々の時に限ってめっちゃ良い川が目の前に現れる訳ですが、今日はね、釣りしないよ!!

ぐぬぬ……しないぞぉ……。

高千穂ちょっと行ってみたかったけど、地元の人から「あそこしょぼいよwww」と言われまくったし結構な寄り道になっちゃうので今回はスルーする方針で。

そんなわけで日向市も越えて山ゾーン突入!

早速現れたのはめっちゃ草木に囲まれているのに中がなぜか整頓されていそうに見受けられる怪しい小屋。

これ殺人鬼が地下とかに潜んでるパターンの小屋ですわ!

しかしここ山ゾーンなんですが川沿いにそって山を登っていくのでかなり傾斜が緩くて助かる……近くに川が見えない山越えって大抵キツイんすw

(というか本来はここから佐伯の海方面に出る予定だったんですが道を間違えて山登りルートにw)

しかし水量も深さもありそうでかなり良い川だな~、バスが居る川だったら最高なのに(バスが居る川でしたw)

っと走っているとすんげー釣り人にとっては浪漫しかない地帯が!!!!

マジ熱帯地方とかでしか見なさそうな川の中を木が生い茂っていて流れが止まっているわ深さもありそうだわとバス釣りするなら最高レベルの環境。

更に走っていると今にもロードキルされそうな亀を発見したので一応茂みに返してあげる。

お礼は現金以外受け取らないからな!!

そんなこんなで川の圧倒的水量を感じられるダム……ではないけどかなりの水量が流れる場所に到着。

見ているだけでテンション上がってくる景色に身を任して走っていると川も整備されている状態から自然のままの景色になってきてまるで北海道にいるみたいな錯覚を覚える。

そのお陰かいきなり傾斜が激しくなるわけですが、トンネルを抜けるといきなり水の色が茶色から綺麗な青に変わった時はなんか自然の凄さを感じられました!

山越えもいよいよ終盤に近付いてくると県境!

無事に大分県に突入して、残すところ都道府県はわずかという状態に思わずにやにやしながら走っていると最近はあまり見なかったとげとげが付いたツル状の植物にめっさひっかかる!

パンクにならなくてよかった~と安心してふっと視線を足元に移すとまさかのクロックスに根本までぐっさりの棘が5か所ほどwww

いやマジでタイヤで踏んでたらパンクだし、運悪く足に引っかかってたら出血は確定だったな……。

そしていよいよ今日の急遽予定を変更して目的地となってもらった、北川ダムに到着

ここはデカバスとかも居るんですが、ネットの情報だと漁業権が必要とか必要じゃないとか情報が入り混じっていて偶然近くに警察が居たので聞いてみてもあやふやだし、なんだったら大分は川釣りに対して凄い厳しいからやめておいた方がいいぞと言われてしまうレベルだったので釣りは自重。

山の中に突然現れる集落、しかも新しめの家が立ち並ぶ姿は異質でした。

道は田んぼばかりで落ち着く景色やで

警察官の人からはめっちゃ遠回り(下手したら200kmほど)になるけどまっすぐ大分に向かうと峠があるから佐伯方面に出たほうが良いよと言われるがなんかめんどくさくなって峠越えチャレンジ!!

これが割ときつくなくてあっさりクリアしてしまい、山頂のトンネルに到着したんですがこの三国トンネルってのがめっちゃ暗いし雰囲気が怖い……調べてみたら心霊スポットだし事故多発トンネルらしい。

(走った感想は暗い以外は道も割とまっすぐ平坦で事故る要素があまりに少なかったのが逆に怖かったw)

5連発トンネルを怖かった~と思いつつ、下り坂を下っているとなんかすごい違和感を覚える。

違和感の正体は……携帯がない!!!!

下り坂で落ちたんだ!!!!

うわマジかよ……結構傾斜キツイみちを全力で戻るわい。

いや、今までも携帯落とした事は多々あったんですが普通は音とかで気づくもんなんですよ!! なんで気づかなかったのかな~不思議がりながらも全身全霊全力で目を皿にしながら坂を登ること15分

やっと見つけた~~~~!!

しかし白線の上までぶっ飛んでるって大丈夫か?

びくびくしながら携帯を手に取ってみると……車に踏まれてるうぅぅぅうぅぅぅ!!

裏のカメラの保護フィルターもぶっ飛んでるぅ~~~~!!

しかし防水、耐衝撃のけっこう強い奴を買ったお陰かなんと車に踏まれてもなお本体は無事でした!!!!

(ここで携帯が最後に捉えた写真をどうぞ)

「見ての通り携帯は右ハンドル側に装着されており、坂道も歩道が右手側にしかなくそこを下っていた。だがしかし携帯が落ちていたのは”左側”の車道。何かにぶつかって落としたなら俺が気づくはずなんだがそれもなく、綺麗に探知できないレベルの衝撃を受けながら車道まで滑り落ちたってかなり薄い確率で違和感しか覚えないし、この最後の写真も撮った記憶がないのである」

 

そんな話は置いといて、とりあえずは無事?に携帯も回収できたので坂を下っていくと……大雨www

九州は夕立がこの時期高頻度で降るらしいですが、携帯を落としたばかりだしなんか不運なのかな~ってすごい考えちゃいますwww

30分ほど雨宿りしてやっと小雨になったので出発して薄暗い中を必死に駆け抜けて

無事に本日の野宿場所、道の駅みえに到着!!

かなり広めのスペースで安心して寝られましたし特に悪夢などを見ることもなかったとさw

 

本日

移動距離:88km

使用金額:0円

総移動距離:3372km
使用金額:234170円

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