2020年 春の牛久沼実釣 事前準備編

わぎ

自由をモットーに生きる、駄目人間系の大人。 夢を叶えるのに歳は関係ないと証明する為に2018年4月より「ママチャリで東日本一周」を完遂、翌年4月よりARAYAのフェデラルに乗って「西日本一周」をしております。 Twitterは変態さん以外にはキツいかも

懇願して2連休を取ったら、何故か週を挟んで4連休になっており頭が混乱しつつも折角の大連休なので足踏みしていた関東随一の豚バスが釣れる茨城のメジャーフィールド『牛久沼』に行くぞ!!

目次

事前調査 ~戦いは始まる前に終わっている~

牛久沼には去年からずっと行きたい行きたい思いつつも、機会がなく行けてなかった。

おかげで事前調査は万全で、今回は3月のプリスポーン時期に合わせた釣り方を調べるだけでよかったのでそこまで時間はかからなかったですね!

牛久沼基本情報

牛久沼は常磐線は龍ケ崎市駅(旧佐貫駅)と牛久駅が最寄りの小貝川支流に含まれる沼。最大水深3m、平均水深は1mの沼全体がマッディーシャローフィールド。ボトムは一部ハードボトムがあるものも、ほとんどが泥で覆い尽くされている。

ベイトフィッシュは冬から春にかけてワカサギ。他のシーズンはフナやザリガニなどがメインだと予想されています。釣れるバスが年中ぷりっぷりで素晴らしいコンディションな事から『牛久沼の豚バス』との愛称で親しまれている。

沼の護岸全体を濃密なアシが覆っており、おかっぱりから釣りが出来るフィールドは限られていますが上流河川の『西谷田川』『谷田川』『稲毛川』は比較的おかっぱりから攻められるポイントや変化があり、ボートアングラーも3つの河川をメインに釣りを行っているのが見受けられます。

またすぐそばを流れる小貝川はスモールマウスバスなどの川バスが釣れる事が有名で、ラージマウスバスも強烈な引きを味合わせてくれることから大人気のフィールドとなっているらしい。

上記の情報から関東屈指のフィールドであり、

「どこを打っても釣れそうなのに、どこに打っても釣れない」

「1ヶ月通って1匹釣れる事すら珍しい」

など、歴戦のアングラーからも阿鼻叫喚がこだまするフィールドであり、一筋縄ではいかないのがネットの情報からでも見て取れる超ハイプレッシャー。

 

では、牛久沼で絶対に耳に挟む、牛久沼アングラー必須の情報を3つご紹介!

たまやボート

たまやボート公式HP http://www.tamayaboat.com/

アシやガマ、ハスが濃厚な牛久沼ではボートフィッシングがバスを釣り上げる為に最も重要な装備であるのは間違いないだろう。そして牛久沼のボート屋と言えばなんと言っても「たまやボート」

最初に難点を1つだけあげさせて貰えるならば、電車おかっぱりアングラーの自分ならではの意見だがアクセスの悪さだろう。最寄りの牛久駅からでも徒歩4kmほどあり、しかも自宅からの始発で行っても到着が6時過ぎというのを考えると近場で泊まったりしない限りは使用を悩んでしまう。

しかし牛久沼で開催されるバス釣りの大会はほぼ全てがたまやボートから開始しており、またお店自体も『たまやオープントーナメント』と言う主催オープントーナメントをなんと25年以上前から開催しているという。オーナーも根っからのバス好きなのがわかっちゃいますねw

今年は流石に出られませんが、来年は参加しちゃいましょうかね!?

たまやオープントーナメント詳細はこちらから

クリスタルS

最初はなんのこっちゃと思っていた単語ですが、ノリーズから発売されているスピナーベイトの名称みたいです。他のスピナーベイトでも良いんじゃないかと思われるのですが、牛久沼鉄板ルアー過ぎて釣果報告はクリスタルSで埋め尽くされており……ついつい買っちゃう~!

おかっぱりからの釣行でも愛されており、牛久沼実釣の際は1つは絶対に持っておきたいっ!

最近の釣果や情報を見ていると低波動の物が良い評価を得ているのですが、やはりノーマルのクリスタルSとシャロー専用で作られた”牛久沼用スピナーベイト”と名高いシャローロールでしょうか。

ノリーズ クリスタルS

サイズ:1/2oz

 

 

 

ノリーズ クリスタルS シャローロール

サイズ:3/8oz

カラーは非常に多く、マッディーの牛久沼では赤系やチャート系が好まれています! 冬~春に関してはワカサギカラーもマッチザベイト!

 

 

シャロークランク

牛久沼のおかっぱりから釣りをした自分ですが、シャロークランクに関しては出番が限られるルアーでしょう。と言うのもおかっぱりからだと開けたポイントはそのほとんどが護岸がゴロタ石になっていますので如何にシャロークランクといえど根掛かりは避けられません。

実際に釣行を行っている際に3度ほど川を泳いでいるクランクベイトを見かけました。救ってあげたかったですが届かず断念したのが惜しまれますが……。

ですが!!

牛久沼でのバス釣り大会において、かならずと言っていいほどTOP3に入るプレイヤーの方はクランクベイトを使用しているのも事実。特に個人的に気になったのは2019年のHー1グランプリで5位入賞をはたした植田さんのデカピーナッツⅡをシンキングチューンした物。重りを付けて、ブレードなども付けた姿はピーナッツとはかけ離れた姿ながら牛久沼にどんぴしゃりな姿にも見える!

2019年6月 H-1グランプリでの入賞ルアーはこちらから
牛久沼ではシャロークランクだけに限られず、様々なクランクベイトが愛されています!
ですが自分を含めておかっぱりのみの方も多いと思いますので、今回は根掛かり回避性能が優秀で且つ牛久沼にどんぴしゃりなシャロークランクをご紹介!
OSP タイニーブリッツ
サイズ:6.5g

バグリー バルサB2
サイズ:7/16oz

番外ルアー

牛久沼は日本で始めてバズベイトで魚が釣れたフィールドと言われるだけあって、トップも大人気です。またルアークリエイターも牛久沼用のルアーを開発していたりと様々な面で恵まれた点が多い環境ですので、そんな特殊なルアーや全国的に見るルアーながら牛久沼にどんぴしゃりなルアーをご紹介!!

ラインスタック/スーパールーパービッグ 定価:3980円

販売元はこちらから

おいおい、なんだこの釣れなさそうなルアーはと思っていましたが泳いでいる姿を見てしまえば私同様みなさんの見方が180度変わってしまうでしょう!!
この素晴らしい音と綺麗な泳ぎは唯一無二のルアー、と言う訳ではなく実はひな形のルアーが存在しています。その名もクラップシューターと呼ばれるアメリカンルアーでアシの回避性能なども優秀で一時期はプレミア価格で販売されながらも徐々に人気はなくなり……今では投げ売り価格で販売されているので買い時ですよっw
そしてわいが一番好きなアングラーの秦さんもアマゾンで世界一の釣り師を決める大会『グレアマ』が開催された際に持って行った事でも話題になりました。秦さん自身も気に入ったのかその後に何度かTwitterの写真を投稿しています。

現在はヤフオクや楽天で400~600円ほどで売られています。
スーパールーパービッグは公式HPでは売り切れで、多く取り扱っているマグナム長尾さんのマグナムケイズではつい先日、ボート事故でマグナム長尾さんが他界してしまったため今後どうなるか見通しが経っていないようです。 ご冥福をお祈りします。
痴虫/沼海馬 定価:8800円
開発者さんのHPはこちらから
なんじゃこのルアーは!?と思われる方も多いでしょう。しかしこのルアーも牛久沼では伝説として語り継がれているルアーで、シャロークランクの際に紹介した大会では見事1位のウィニングルアーとなっています!
牛久沼はアシの隙間がとても狭いスペースしかない事が多く、ボート側からもおかっぱりからも攻めづらい『アシの奥』が存在します。この沼海馬はそんな限られたスポットにキャストさせられて、しかも1~2度程度のアクションしか出来ないのを想定して作られた、まさに牛久沼の最終兵器です。
しかしながら開けた場所じゃ使えないのかって聞かれるとそんな事もないのが動きを見ればわかっちゃいますね。しかしながらいざ購入しようと思っても売っているお店もなく、探すのにとても一苦労しそうな一品ですね。公式HPから直接連絡しちゃうのもありでしょう。
ノリーズ/ボルケーノ 定価:1300円
何度も何度も見返したこの動画。日本で始めてバズベイトでバスを釣ったフィールドと聞けば、やっぱりバズベイトで釣ってやりたくなるのが男心でしょう!
使用はハスが水面に目立ち始めた夏~秋のメインルアーとなるのがこちらのバズベイト。特に初夏にかけてはトップが最強の時期になるのでボートに乗りながら是非使いたいルアー。
もはやこのアイテムの良さは動画が全て語ってくれていますので多くは語りませんぜ。

まとめ

マッディーシャローで超ハイプレッシャーでおかっぱりからの釣りが難しく、個体数も多くない……。だがしかし釣れればアベレージ40cmオーバーでぷりっぷりの豚バスがほぼ約束されているというギャンブルじみたフィールド。
そんな話を聞いて豚バスチャレンジをしない訳がないじゃないですか!!
よし、釣り行ってきまーす。

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